大阪・堺は、江戸時代には日本屈指の醤油生産地であったと記録されております。しかしながら、現在では寛政12年（西暦1800年）創業の「河又醤油」を前身とする当社「大醤」が、大阪唯一の醤油醸造メーカーとなりました。
「大醤」は、200年以上続く伝統の醤油醸造技術を継承するとともに、最新技術・設備を導入し、時代のニーズに沿った調味料も生み出し続けています。

• 1800年

  寛政12年

  初代又兵衛が河内屋を名のり、堺・少林寺町五貫屋筋にて醤油醸造業を始める（河又醤油創業）。

• 1830年

  天保元年

  堺・新在家町に店を移す。

• 1836年

  天保7年

  初代河内屋又兵衛が孫に家督を譲る（二代目河内屋又兵衛）。

• 1871年

  明治4年

  二代目河内屋又平（又兵衛より改名）が河盛姓を名のる。

• 1883年

  明治16年

  三代目として河盛又三郎が家督を相続。

• 1889年

  明治22年

  極上醤油「松乃盛」を商標登録。

  
• 1898年

  明治31年

  「松乃盛」が宮内省御用となる。

  
• 1899年

  明治32年

  創業百年祭を開催。

  
• 1905年

  明治38年

  河又醤油試験所で本邦初の醤油麹菌（河又菌）の純粋培養を開始。

  
• 1907年

  明治40年

  醤油業界の先がけとして機械化を推し進め、新工場落成披露会を4日間にわたり実施。

  
• 1913年

  大正2年

  三代目河盛又三郎が緑綬褒章を授賞。

  
• 1926年

  大正15年

  河又醤油が株式会社となる。

  
• 1933年

  昭和8年

  次期社長・河盛安之介が堺市名誉市長に就任（1946年まで在任）。

• 1941年

  昭和16年

  四代目として河盛安之介が社長に就任。

• 1945年

  昭和20年

  堺空襲により新在家町の本社・工場が全焼。

• 1946年

  昭和21年

  現在の地（堺市石津北町）にて復興に着手。

  
• 1952年

  昭和27年

  業界初のビタミン醤油を開発。

• 1955年

  昭和30年

  河盛安之介が堺市長に当選(1971年まで在任)。

• 1964年

  昭和39年

  最新技術を導入し、醸造場の省力化に着手。
  JAS認定工場となる。

• 1969年

  昭和44年

  創業170周年記念として最高級醤油「王醤」を発売。

  
• 1970年

  昭和45年

  河又醤油とイヅミイチ（大阪府貝塚市）が合同で大醤株式会社を設立し、初代社長に河盛安之介が就任。

• 1974年

  昭和49年

  河盛泰三が創業から五代目、大醤として二代目社長に就任。
  大阪いずみ市民生協のPB第1号となる「CO-OPしょうゆ」を発売。

  
• 1980年

  昭和55年

  「ゆずぽんず」で調味醤油の分野に進出。

• 1981年

  昭和56年

  現本社事務所竣工。

  
• 1990年

  平成元年

  大醤三代目社長に布谷英雅が就任。

• 1996年

  平成8年

  当時和歌山県最大の醤油醸造メーカーだった西幸醤油の業務を引き継ぐ。

  
• 1999年頃

  平成11年

  大醤が大阪府内唯一の醤油醸造メーカーとなる。

• 2000年

  平成12年

  大醤四代目社長に河盛幹雄が就任。
  創業200年記念に「波佐見焼入り醤油」を発売。

  
• 2004年

  平成16年

  「ISO-9001」を認証取得。

  
• 2006年

  平成18年

  堺ブランド「堺技衆」認証取得。

  
  
• 2011年

  平成23年

  「新生しょうゆ」が「大阪産（もん）名品」認証商品となる。

  
• 2013年

  平成25年

  「キムチぽんず」が「モンドセレクション金賞」を初受賞。

  
• 2017年

  平成28年

  本社敷地内に調味醤油生産工場（FS棟）竣工。

  
• 2021年

  令和3年

  食品安全管理規格「JFS-B規格」の適合証明取得。